論語「子曰、温故而知新、可以為師地」に学ぶ[為政篇2-11] 2024.01.08 「子曰く、故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為すべし」と読みます。過去の経験や技術などを研究し、そこから新しい知識や方法を得る人がいればその人を師として良い。四文字熟語として有名な言葉の出典ですね。「故き」というには、経験や技術に加え、ルール、形式や作法も意味します。「昔のやり方」、「古めかしい」と排除する前に先人が作り上げた「文化」を重んじ、そこから何かを得ようとする態度。とも言えます。 前へ 一覧へ戻る 次へ