禅語「水急不流月」に学ぶ 2023.11.15 「みずせわしくしてつきをながさず」と読みます。水の流れは、早いけれども、水面に映っている月を流し去ることはない。流れるものは無常。無常な時の流れの中でも、動かない(不変な)物がある。時を経ても変わらない物は何だろう。あるは、そこに存在しなくとも、存在感がある物。時の流れを超越した絶対的な物を見出し、美しさを見出す。そんな一コマをキャプチャしたイメージです。流れ去る物、不変で絶対的な物それらを意識することで、見え方が変わる。 前へ 一覧へ戻る 次へ