お知らせ/ブログ | 東京で話し方・プレゼン・コミュニケーションのセミナーなら「株式会社テックキューブ」へ

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-4-7 イマス浜田ビル5F

お知らせ/ブログ

menu

評価の罠

人が人を評価することはとても難しいことです。評価者も人間です。
時に人を過小評価、過大評価をしてしまうことがあります。主観や関係性、心理的なバイアスが絡み、
評価に影響を及ぼすというヒューマンエラーが発生します。これを「評価の罠」と呼びます。

ハロー効果 :ある一部の評価がその他の評価に良い影響を及ぼすこと
ホーン効果 :ある一部の評価がその他の評価に悪い影響を及ぼすこと(ハロー効果の逆パターン)
寛大化傾向:実際よりも評価を甘くつけてしまうこと(評価者が特定の領域について詳しくない時)
厳格化傾向:実際よりも評価を厳しくつけてしまうこと(評価者が特定の領域について詳しい時)?減点主義
中心化傾向:中心的な評価に偏ってしまう現象です
直近効果  :評価時期に近い事実が評価結果に大きく影響すること
対比誤差  :実際の評価基準とは異なる基準で被評価者を過小、もしくは過大に評価してしまうこと

公平性、客観性が保てるような強化基準の設計や、会話による十分なコミュニケーションが大切です。
複数評価者による、評価者の評価や、360度評価なども有効ですね。

男性だから、女性だから、社歴が浅いからは、偏見でしょう。
また、役職の職務定義もなく、課長だから、部長だからもおかしな話ですね。