自我(己)同一性(アイデンティティ)
自分が自分であること、さらにはそうした自分が、他者や社会から認められているという感覚のことです。
日本語では「自我同一性」と呼ばれたり、「存在証明」と訳す人もいます。心理学や社会学の分野において
「一貫した自己・自我の意識」を指す言葉で、自己同一性は「自分は何者であるのか」という問いに象徴されます。
そして、状況や時期などによって変わることのない「自分は自分である」という自己認識として確立されます。
帰属意識などもアイデンティティの確立に密接に関わります。仮にアイデンティティが失われたり、損なわれた場合、
チベーションが低下し、将来への見通しがしえなくなり、鬱状態を経て、最悪の場合自殺に至る場合もあります。
極端な例ですが、ナチス時代のアウシュビッツ収容所を考えてみてください。