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着眼力、発想力(イノベーション)

イノベーションはある日、突然、天から降ってくるものではありません。
イノベーションの源泉は「変化」ともいわれる。これまでの雑多な情報がある条件が変わることで、組み換えや繋ぎ変えは起き、
これまでになかった切り口が見出されます。このような切り口を見つけようとしてもなかなか、見つからりません。なぜなら、イノベーションの源泉は、
既存の業務にあるからです。既存の業務はこれまで長年をかけて作り上げ、こなれた業務であり、新しさなどないと思われがちですが、
この既存の業務に対して、先の変化を掛け合わせてみよう。たとえば、やり方が変わった、お客が変わった、新しい技術が生まれた、価値観変わりました。
この変化をチャンスとしてとらえられることができるか否か。これが、着眼力です。

J.A.シュンペーターは、『経済発展の理論』に中で、以下のような「イノベーションの類型」について述べており、
新しい変化の隙間に、イノベーションが存在することを説いています。
①新しい財貨の生産
②新しい生産方法の導入
③新しい販売先の開拓
④新しい供給源の獲得
⑤新しい組織の実現

また、P.F.ドラッカーは、著書、『イノベーションと企業家精神』の中で、「イノベーションの機会」として、
新しい変化に着目して発想することで、イノベーションが生まれると説いてます。
①予期せぬ成功と失敗を利用する
②ギャップを探す
③ニーズを見つける
④産業構造の変化を知る
⑥人口構造の変化に着目する
⑥認識の変化をとらえる
⑦新しい知識を活用する

イノベーションを生み出すためには、新しい変化に気づくことだが、そのベースには、既存の業務ややり方に精通し熟知している必要です。
そして、これらの情報を即時に引き出すことができるように、整理しておくことが重要です。
そして、どんな変化球が来ても、迅速に対応できる応用力を備えていることが必要です。