解決力
広い意味で解決力はビジネスマンにとって必須のスキルでしょう。解決力とは、ソリューションを提案し実践できることです。
これがなければ、「あなたの存在価値はない」といっても過言ではないでしょう。ただ、若年で経験も少ない場合、なかなか、
解決力を持てる状態ではないのですが、一日も早く、自身の解決力を見つけてください。これには、漫然と仕事をしていては
「解決力」を身につけることはできません。また、解決策はオリジナリティでもあります。同じツールを使い、同じやり方をしてもどこか違うはずです。
そこがあなたの「売り」のはずです。ですから、他人と同じようにできましたではなく、私ならではのやり方でできました。
ということ具合に、自身のオリジナリティを刷り込んでください。これが、あなたのビジネス価値なのです。このやり方の違いは、リソースの使い方です。
ビジネスでリソースというと、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」と言われます。解決策を展開する上で、これらの使い方には、あなた自身のやり方があり、
他人とは違うでしょう。その違いは、自己満足ではなく、最終的にお客様価値につながっていますか?このシナリオがえがければ、
あなたのオリジナリティで売り込むことができるのです。
他人と同じことをやっていては価値はない。将来的には、AIとかロボットの仕事を奪われるかもしれないのです。単に、接客するだけなら、
Pepperでもできます。お客のペルソナを学び最適な提案をすることで、他人とは違った価値を提供する仕事ができるわけです。
日頃から、このオリジナリティを意識して仕事をすることで、おのずと、自身が磨かれていきます。周りからも違って見えるようになります。
解決する過程は、一つではありませんし、図らずも、オリジナリティにあふれる内容になります。是非、その過程を楽しんでいただくとともに、ご自身の糧としてください。といっても壁にぶつかったときは、そんな余裕はないと思います。すべてが終わって、着陸した時点で、振り返ってみてください。反省しない人は成長しません。
反省というと後向きに聞こえますが、反省点も多いでしょうが、学びや教訓も多いと思います。
マネジメントの語源は、何とか解決することだそうです。PMBOKの終結プロセスの中で、「振り返り」を推奨していますが、振り返らないと、
教訓や糧は得られません。是非、このようなプロセスを設け、余裕を作ってください。これが余裕が、引いてはご自身の自分を信じることに繋がっていきます。
自分を信じてプロジェクトを進めている姿は、きっと、周りのあこがれであり、頼りになるマネージャとして映り、信頼を構築することもできます。
これも一朝一夕でできる物でなく、自身と実績が醸し出すものでしょう。
解決力とは、医者が病理を見出し、適切な処方性を出すことです。
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