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段取り、根回し

段取りとは、物事がうまくいくための手順やシナリオであり、根回しはそれがうまく運ぶための連携の準備です。
では、うまくいくとはどういうことであろうか。つまり、だれにとって「うまく」行くのでしょうが。場合によっては、ある人にとっては、うまい話しでも
他のひとには、望ましくない、まずい話かもしれません。とはいえ、ビジネスは駆け引きであり双方がうまくいく(Win-Win)シナリオが創造できれば
それに越したことなないが、すべてがそうなるとは限りません。ここでは、Win-Winであるかは問わず、自分や所属する組織にとっての「うまく」行くを考えます。

うまくいくにも、多様な解釈があるでしょう。受注が取れる、利益が出る、地位が上がる、知名度が上がりますコストが削減できる、称賛される。。。。
れも価値観や味方の違いで、組織上のすべてを考慮することはできないでしょう。ただし、このれの「うまく」いくには、共通点や関連性があります。
つまり、目先の新製品プロジェクトがうまくいったら、何等かの形で上記のすべてが達成できるかもしれない。では「うまく」いくとは、どういうことなのだろうか。
恐らく「うまく」いくとは、「計画通り捗って成果を出すこと」ではないでしょうかか。すると、「計画」、「成果」というものが問われます。メンバーが予定通りそれぞれ
の役割をこなし、その集大成として成果物を得ます。お気づきの方もいらっしゃると思うが、これは、「プロジェクト」であります。

つまり段取りとは、プロジェクトマネージャの仕事そのものではなかろうか。一時期、「段取り力検定」(PWA)と呼ばれる検定試験があり受験したことがあります
当時、米国から輸入したPMPという資格試験の日本版的なニュアンスであったが、根回し的な部分を検定することができず、結局は、PMPに吸収されました。
勿論、このコラムを読み、現場で活躍されている諸兄は、PMPの知識エリアだけが、マネジメントではなく、PMPで語られない部分があることも感じられているでしょう勿論、YESである。段取り、根回しのような概念は、PMPでは、「ステークホルダーマネジメント」の一部として位置づけられているだけ、詳細には言及していません。
同時に、「阿吽の呼吸」や「忖度」に通じる日本的なものも言及されていません。