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構想力(ロジカルシンキング)

構想力とは、洞察力の前段階の情報整理の部分です。
多くの情報を分類整理する。そのあと、優先付けや重みを付けて分析しますが、構想力は、ロジカルシンキングの
MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」)の概念にも通じ、漏れなくダブりなく整理することです。
MECEに整理することは、漏れはないか?と考えることで、まさに考え漏れや検討漏れに気づくことができます。
また、ダブりを週出することで、分類枠が不完全であったことに気づくでしょう。
これは、JAVAなどのオブジェクト指向プログラミングで、クラスを定義し、クラスの継承を定義する過程と似ています。

最終的には、WBSのような構造で整理することも多い。これば分類学的な整理でありますが、
例えば、猫、犬は動物に属し、さくらやコスモスは植物、そして、動物も植物も生物に属します。
というように、明確に分類できる物もあれば、解釈によって、「短編小説」か「ミステリー」かの分類が分かれるように、
そもそも全体の枠組みを考える必要があり、この枠組みを考えるのが構想力です。昨今、幼稚園の入学から始まる
「お受験」の面談で、いろいろな絵を見せて、仲間外れは?という質問があるらしいです。
まさに、分類と構想力を問う問題であり、英才教育のベースとなるスキルとも考えられます。

枠組みは思想であり、最終的にどうしたいかを表している場合も少なくありません。
このことを意識して、最終的なシナリオを想定しながら枠組みを考えるのも一考であるが、別に説明しているように、
1つのシナリオに固執するのは危険な場合もあります。

ビジネスモデルキャンバスを例に考えてみよう。ビジネスモデルキャンバス(BMC)は、事業戦略を描くフレームワークですが、
以下のような枠組みで、それぞれの枠を考えることで、事業戦略の青写真が描けるものです。
このようなフレームワークは、情報を整理して、纏める際、非常に使いやすい。ただ、枠を埋めることが目的ではなく、
枠間(行間)を埋めて、ストーリィを組み立てることが目的です。