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組み換え対応力

リスク管理の一環ではあるが、発生したリスクにより、一部のコンテンツの組み換えが必要な場合もあるでしょう。
例えば、受講者のレベルが想定したレベルと異なり、コンテンツのレベルを調整する必要があるかもしれません。
また、受講人数の多少で時間的な進捗が想定からずれ、調整が必要な場合も考えられます。この場合、どのように
組み替えるか、これはあくまでも組み換えであり、追加でも省略でもない。一連のストーリィを持ったコンテンツから、
一部を追加したり省略すると、当然ながらストーリィが乱れます。このストーリィの乱れは、受講者の理解度の違い、
となって表れます。最悪の場合、当初、約束したゴールにたどり着けないリスクも想定されます。
如何にストーリィに違和感なく組み替えるかは、講師、ファシリテーターの技術です。
但し、時間がなく、全部を説明できなくなった場合、ちゃんと理由を説明すべきです。受講者から、準備されたすべての
スライドの説明を求められることもあります。すべてを説明しないと、割愛したと思われるますし、受講者が、後日、資料を
ベースに他の人に説明する場合、個々は説明がなかった」ということになってしまい、中途半端で不完全燃焼の印象を
与えてしまう可能性があります。
こんな場合、例えば、「皆様の相互の議論の時間を十分に確保するため、一部の説明を省略させていただきます」と
明確に説明すれば良いでしょう。受講者のレベルにあわせ、全体最適化を考えられる講師という評価をいただけるでしょう。