名言引用
名言の引用も効果的ですが、乱用はいただけないですね。
ストーリィに合った内容を効果的に使うべきでし。ある程度、有名な言葉で、Webで検索するとヒットするレベルが良いですね。
日本の経営者は、ドラッカー氏、松下幸之助翁、稲盛和夫氏、野村克也氏の名言が好む傾向にあります。これらの名言を使う場合、
単に、引用するだけでなく、出典に触れ、蘊蓄を含めて正しく理解した上で使うと効果があります。引用する名言が掲載されている、
原著を紹介することで博学さと、信憑性が増すします。理想的には、その名言が、どんな背景で、どんなシチュエーションで伝えられたかを
蘊蓄として言及できるように準備しておきましょう。
引用方法や引用のシーンを誤ると、興ざめしてしまい「迷言」もなってしまいます。
内容やシーン、受講者の属性を抑えた上で、引用する名言を選びましょう。そのためにも、多くの名言に触れ、自身の資産(引き出し)として
在庫しておくことをお勧めしますまた、名言の引用で注意することは、名言によっては、解釈がいろいろできる物もあります。
どうしてもその名言を引用したい場合、場のTPOに合わせて、短いコメントを付け加えることで誤解をなくすことができます。
但し、くれぐれも名言の内容を朗々と語ってはいけません。これは、受講者が、その名言に触れることで、これまでの説明内容を振り返り、
自分自身で腹落ちさせ、記憶に定着(KA3.5)させている段階であり、余分な情報を与えて、脳の活動の邪魔をしてはいけません。