体験談
体験談は、講師自身が体験した内容が望ましいです。体験談はリアルさが勝負であり、また聞きとか、知り合いの体験では、リアルさが伝わり辛いです。
ただ、適切な体験がない場合は、他人の体験を使うことになりますが、その場合もできるだけ、ご自身で体験したかのように生々しく語るべきです。
「〇〇という話を聞いたことがある」より、「私が体験し、〇〇と感じた」の方が生々しいですし、信憑性が高くなりますね。嘘も方便ということです。
リアルな体験談は、その時、その場に居合わせ、自らが体験しているかのような錯覚を覚えます。体験談をリアルに語る必要もありますが、感情表現を使って
リアルに語ることで、聴衆が自身の事「自分事(KA3.2.1)」に感じるようになります。
例えば、「ここで、マネージャになって考えてみてください。」「どのような打ち手があるでしょう?」「あなたならどうしますか?」という問いかけを挟むことで、
臨場感が増すでしょう。「静かな」、「寒々とした」、など五感に訴える表現を使うのも効果的です。「ガーンッ」、「ビューッ」などの擬音も臨場感を増します。
「実はですね、」と始めるのも良いでしょう。話が苦手という方もいらっしゃると思うが、このあたりから始められ、練習されることをお勧めします。