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ゴール、成果物

そして最終的なゴールは、受講者にとっての受講目的です。これを明確に謳い、コミットメントする必要があります。
但し、ゴールへの到達は、講師だけの責任ではありません。当然、受講者側にも責任があり、受講者側にも、ゴールに到達するための
前提となる知識やスキルが求められる場合もあります。この場合、この前提とする知識やスキルを提示し、事前に獲得するような働きかけも必要でしょう。
具体的には、事前課題などで、このような知識やスキルを身に付けさせ、準備することができます。
また、ゴールに到達したことを識別することと、研修に参加して学習したことを示すための成果物も必要となります。
単に「修了証」という事務的な証左だけではありません。そこで学んだ知識や体験したことを思い出し、行動に繋げることができる物を成果物として、
持ち帰っていただきたい。その意味で、何等かの「お土産」を準備し、持ち帰ってもらいます。
目に見える形とすれば、テンプレートやチェックシート、覚書、のような形態かも知れません。
継続的な研修セミナーでは、一定のインターバルを設定し、「宿題」を出すことで、継続的な学習を支援することもできます。