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ポジショニング(居場所の確保)

研修初日、受講者自身も、どんな受講者が集まるのか興味津々です。
一方では、集団心理学の一端で、集団の中での自身のポジションを意識するでしょう。
この心理的不協和(モヤモヤ)に対し、アイスブレーク(KA2.1.3)も一助となるでしょう。
ただ、自己紹介は、導入(KA3.2)でも後述しますが、お勧めできません。
そこで、エンロールクエッション(KA3.2.3)を使って、心理的不協和を解していく方法を紹介します。
エンロールクエッション(KA3.2.3)は、受講者全員への問いかけに対して、挙手などで答えてもらうことで、
受講者の分布を確認したり、意識を確認するために使われます。
そもそも、エンロールクエッション(KA3.2.3)とは、講師の質問に対し、挙手などを通じ、
研修への取り組み姿勢などを確認しながら、研修に「巻き込み」、自分事(KA3.2.1)にすることが目的ですが、
一方では、手を動かすことで、アイスブレーク(KA2.1.3)と同様、緊張をほぐす効果もあります。
例えば、「本日、ご参加の皆様で、営業職の方、挙手願います、技術職の方は、経営者あるいは役員の方。」
という問いかけにより、受講者の属性や割合を把握する事ができます。
同時に、受講者相互でも、バランスが分かり自分がどの属性なのかを把握することができます。
このような形で自然な質問の流れの中で、エンロールクエッションを活用して、
受講者自身のポジショニングを確保することができます。