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リズムで語る

映画の編曲などでは意識的に3連符を使うことがあります。
これは、シーンをドラマチックに演出する手法ですが、例えば、あまりにも有名な、「タタターン」で始まる、「スターウォーズ」のメインテーマ、
また、「タタタンタン タタタンタン タタタンタンタタタン」という「パイレーツオブカリビアン」での戦闘シーンでも多用されています。
そして、音楽は、聴覚を通じて記憶と直結しています。「スターウォーズ」や「パイレーツオブカリビアン」を知っている人は間違いなく、
この一節を聞いただけで、「遠い昔。遥か彼方の銀河系で」(A long time ago, in a galaxy far, far away....)というくだりが
頭をよぎり、ジャック・スパロウの髭面を思い出すだでしょう。
聴覚と関連させて記憶に定着させるのは、もっとも効果的な方法です、研修やセミナー、製品説明会などでも、BGMや音楽を効果的に使うことで、
関連させた記憶を参加者の脳裏に刻み込むことができます。楽曲では、伝説のロックバンドQueenの「We will rock you」が有名で、
「ドン、ドン、ダン」という3拍子は、文字通り心をゆさぶり、感動を呼びます。
このように音楽は、シーンに結びついている。物(Goods)(KA1.1.2)のところでも触れましたが、音楽も物と同様ストーリィと連携させることで
記憶に定着させることができます。伝えるべきこと(目的物)との関連性を持たせたストーリィを創り、音楽を流しながらストーリィを展開します。
そして、ストーリィの最後に目的物に到達する。これにより、音楽から、目的物へ記憶回路がストーリィとして刻み込まれます。
つまり、音楽を聴いただけで、目的物に到達するのです。

但し、音楽の場合は、物(Goods)(KA1.1.2)と違い、認知するまでのタイムラグがあり、連携、連結の仕込みには、高度なテクニックを必要とします。
キャッチ、語呂合わせ(KA3.2.10)で紹介する、俳句や短歌の五-七-五も日本が持つ美しいリズムですね。