お知らせ/ブログ | 東京で話し方・プレゼン・コミュニケーションのセミナーなら「株式会社テックキューブ」へ

〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-4-7 イマス浜田ビル5F

お知らせ/ブログ

menu

BGM(オープニング、クロージング、演習、休憩時間)の活用

①オープニング
会場に五月雨的に入場する参加者が、席に座って周りを見渡しているでしょう。
今日は、何が始まるのか、どんな受講者なのか?講師はどんな人なのか?興味津々ですね。
このシーンで音楽がないと、人々の動作がぎこちなく感じるのではないでしょうか。
お互いの挨拶などの会話を妨げない程度の、少し控えめな音量で、BGM的な音楽や、少しボーカルがはいっても良いだでしょう。
午前中に開会するのであれば、少し明るめでさわやかな感じ、元気な女性のボーカルでもよいでしょう。
アニメや、ドラマの主題曲でもよいでしょう。
あれ、どこかで聞いた曲だよな?と思える曲。音楽や効果音は、一瞬にして「場」の雰囲気や空気を作ることができます。
このため、演出や効果では最も効果的で魅せ場でもある。勿論、その場に合った演出であることが大前提です。
ここを外すと、すべてが台無しになるリスクも含んでいます。このため、慎重に考えなければいけません。
また、公衆の場で音楽を流すことになるので、著作権と公衆放映権などの著作隣接権にも注意が必要です。
午後のセッションの開始では、少し、アップテンポの曲でもよいでしょう。
周りの環境条件にもよるますが、「さは、始まるぞ‼」感があるBGMで少し大きめの音量でもよいでしょう。
場の雰囲気と勇気があれば、「軍艦マーチ」に挑戦されては如何でしょうか。

②クロージング
クロージングの定番と言えば、「蛍の光」、「仰げばと尊し」、だが、これらは、少し重いかも知れません。
「贈る言葉」、「いい日旅立ち」程度もオフボーカルであれば、シーンによっては効果的に演出できます。
思わず、口ずさんでしまう音楽がよいですね。

③演習
ディスカッションシーンでのBGMは、邪魔にならず、思考を推進する目的。定番的には、バッハの「カノン」が多用されます。
他にも、ショパンのピアノ曲や、クラシック系、α波シリーズなど、癒しやリラクシング、258Hzのヒーリングに使われる音楽も良いでしょう。
ただ、考えるシーンでは、オフボーカルが望ましいでしょう。ボーカルがあると、言語に引きずられ、思考の妨げになります。
また、アップテンポの曲も脳が活性化しすぎ、思考に集中できません。いずれも、シーンによって使い分けることで、
より効果的な場を演出することができます。このあたりは、ご自身の実体験の中で、意識することで、いろいろな発見があり気づきがあるでしょう。
それらを試し、取り入れ、研鑽していきたいですね。

④休憩時間(昼休み)
研修で活性化した脳細胞をクールダウン、ゆったりしたBGMとコーヒーなどのドリンクに、カフェインが多めのブラックチョコレート。
こんなゆったりした時間と空間を演出したい。また、午後、3時頃の休憩では、ラジオ体操が効果的です。
ちょうど、身体を動かしたくなる時間帯でもあり、ラストに向けて、ひと頑張り!と、リフレッシュができます。
これも、スマートフォンに仕込んで置き、いきなり、「ラジオ体操第一~、腕を前から上げて背伸びの運動~、1,2,3」でも、
殆どの場合、皆さん身体が覚えていま。

⑤効果音
BGMをBGMとして使う場合は、連続的に流し放しでよいが、サビの部分を効果音として使う場合は、開始のタイミングを調節する必要があります。
音楽コンテンツを予めスマートフォンなどに仕込んで置き、サビの部分の直前でPauseさせておく、効果音が必要な時、ボタン1つで再生できるように
準備しておきましょう。例えば、学校時代に慣れ親しんだ始業/終業のチャイム。クイズの正解と間違いの音、抽選会のドラムロール。
いろいろな所に、定番的な効果音があります。
例えば、コンビニの入口の電子音とか、踏切の遮断機、パトカーに救急車。音には意味があり、目的があります。
このため、これらの音を聞いただけで、説明の必要がありません。こんな効果を取り入れることで場が立体的に臨場感を持った厚みのある場になり、
コンテンツを効果的に演出できます。ラジオ番組やTV番組は、効果音の使い方を学習する宝庫です。