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「認知行動療法」とは

認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy)は、ストレスなどで固まって狭くなってしまった考えや行動を、
ご自身の力で柔らかくときほぐし、自由に考えたり行動したりするのをお手伝いする心理療法です。
「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法です。
以下のような方に対して、有効性が医学研究で立証されています。

・うつ病でお悩みの方
・不安障害でお悩みの方
・発達障害でお悩みの方
・後ろ向きの考えをやわらげたい方
・職場での人間関係に悩まれている方
・朝、会社(学校)に行かなければいけないのに、身体や気持ちが重く、行動できない方

両方には、いろいろなものがありますが、ここでは、リラクゼーション法としてよく用いられる「自律訓練法」を紹介します。
自律訓練法は、次の背景公式(基礎公式ともいう)と第1公式?第6公式の合計7つの公式から構成されます。
先ず、静かな場所で安静な状態になります。リクライニングができる椅子に座るか、ベット(畳)に横たわります。
ゆっくり、深呼吸をして心と体をリラックスさせます。そして公式に従い、順に進めていきますが、専門家の指導の元に
行うことが好ましです。

背景公式
 気持ちがとても落ち着いている。
第1公式
 手足が重い。-「右腕が重たい」「左腕が重たい」「右脚が重たい」「左脚が重たい」/「両腕が重たい」「両脚が重たい」/「両手両脚が重たい」
第2公式
 手足が温かい。-「右腕が温かい」「左腕が温かい」「右脚が温かい」「左脚が温かい」/「両腕が温かい」「両脚が温かい」/「両手両脚が温かい」
第3公式
 心臓が静かに打っている。
第4公式
 呼吸が楽になっている。
第5公式
 お腹が暖かい。
第6公式
 額が涼しい。

これらの公式を順に心の中で繰り返し唱え、自己催眠状態になって行きます。各公式の状態を30秒~5分持続できるよう練習しましょう。
尚、特有の生理的変化や意識状態(めまい、脱力感など)が生じることもあるため訓練の後は消去動作を行うことが推奨されています。
消去動作 - 下記の運動により特有の生理的変化や意識状態が取り消される。

1 両手の開閉運動
2 両肘の屈伸運動
3 大きく背のび
4 深呼吸