論語「子絶四、毋意、毋必、毋固、毋我」に学ぶ[子罕篇9-4] 2024.01.11 「子、四を絶つ、意なく、必なく、固なく、我なし」と読みます。先生孔子は、四つのことを絶たれている。勝手な心を持たない、決めつけない、固執しない、我を張らない。なかなかできることではありませんね。世の中のいざこざは、意×必×固×我の産物です。禅でも「利己心、欲望、執着心と言う煩悩から解き放たれた状態」を求めます。論語では、この状態を「仁」と表現します。知識だけでなく、動じず、ゆったり、どっしり、安定している様です。 前へ 一覧へ戻る 次へ