禅語「掬水月在手」に学ぶ 2023.11.25 「みずをきくすればつきてにあり」と読みます。月夜の晩に水を手で掬えば、誰しもが手の中に月の姿を掬い取ることができるという意味です。月の光(美しい物)はすべての人に平等に注がれている。それに気づくには、無垢な心がひつようだ。不平等、差別という前に、自身の心を磨きなさい。月は遠くにあって美しい物、ただ、水を掬すれば、ほら、手の中にあるでしょう。ということです。禅では、素直な心と働きかけそして気づくことが重要と説きます。 前へ 一覧へ戻る 次へ