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禅語「知足」に学ぶ

「足(た)るを知る」と読みます。満足することを知るという意味です。人の欲求は際限がありません。
しかしながら、自分の器以上の過剰な欲求は、害をなすことも少なくありません。
更に、常に足りないというはストレスフルです。先ずは、自分の器の範囲で、満たした満足感を味わった上で
次に進むほうが、充実して人生を送ることができます。「成長を制限しろ」ということではなく、自身の器を見極め、
それを満たしたら、器を広げれば良いのです。「身の丈に合った」という事かも知れません。

とあるお寺に、「足(た)るを知る」と書いた額があり、外国人の方が、この額の前に立ち止まっていたので、
「enough」と説明しましたが、もしかしたら「know sufficiency」だったかも知れません。

食べ過ぎてしまった時、この言葉を思い出し、自分を戒めます。余談ですが、「大食い」というバラエティには、
矛盾と無駄を感じ、怒りすら覚えます。余っている食材があれば、戦火の地域やアフリカ等に送るべきですし、
それで、何人の子供たちが救われるのでしょうか。平和ボケなのでしょうね。