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課題解決型から課題設定型へ

コンサルタントのアプローチですが、従前は、お客様の課題が明確に分かっており、この解決策の指南を行い、
最適な解決策を提案することがコンサルタントの仕事でした。昨今、VUCAの時代、お客様の課題が分っていなかったり、
不確定要素が多く特定できない場合も少なくありません。そこで、このような環境下で求められるコンサルタントは、
お客様の状態を観察、推察し、課題を設定した上で、課題の解決に伴走する立場が求められます。

例えば、補助金を使って事業を立ち上げたい。この場合、使う、補助金が定まっているかも知れません。
コンサルタントは補助金の申請を代行するのではなく、そもそも、補助金を使って何をやりたいのか?
そのためには、使える補助金はあるのか?まで立ち返って考えます。勿論、補助金ありきではありません。
補助金という目的の解決ではなく、背景にある課題を見極めるところがポイントです。

課題(IN)⇒解決策(OUT)、という単発的な物ではなく、
目的(IN)⇔課題設定⇔解決策(OUT)の過程を試行錯誤を繰り返し、最適解を求めることになります。