LIFO
LIFO(Life Orientations)もハーマンモデルと同様の分類学ですが、1960年前半、アメリカ南カリフォルニア大学の
ステュアート・アトキンズ博士とエリアス・ポーター博士は、人間の行動スタイルを調査し、それを診断するツールを開発し、
その後1967年、両博士はエーリッヒ・フロムの性格分析をベースにして、アブラハム・マズローの欲求段階説、
カール・ロジャースの来談者中心カウンセリングなど、現在のポジティブ心理学の根底にある理論を参考にLIFO理論と
LIFOサーベイ(診断)を完成し、U.C.L.A.のアラン・キャッチャー博士により世界各国に広められました。
カウンセリングの現場から生まれた、人格や行動面からの分類で、4つの行動スタイルを定義しています。
世界56か国に普及し、累計で2万以上の組織、1000万人以上に活用され、人種や文化の違いを超えるLIFOの
有用性を示しています。ここで、各スタイルと、平常時、負荷時の状態の組み合わせで分析されることが特徴です。
相手の行動スタイルと両者が置かれた状態(平常/負荷)の組み合わせで分析します。
■S/G:理想を求めて 優秀性を以って物事に対処したい
■C/T:素早い行動で物事に対処したい
■C/H:論理的に理性で物事に対処したい
■A/D:調和を重んじ、柔軟に対処したい