ハーマンモデル
ハーマンモデルは、ノーベル賞科学者ロジャー・スペリーなどの最新の大脳生理学の研究成果をもとにGEの
能力開発センターの所長であったネッド・ハーマンが、ビジネス環境のために開発したモデルです。ハーマンモデルは個人や
組織の思考行動特性を数量化し、その特を具体的に評価して、個人の能力開発や組織の活性化に役立てることができます。
なかでも、コミュニケーション、適材適所配置、チームビルディング、マネジメント&リーダーシップ開発等において広く活用されています。
いわゆる、「利き脳」の概念で、右脳/左脳軸と大脳新皮質/周縁系の軸で4つのタイプを定義しています。人の思考スタイルをわかり
やすく理解するための調査(ハーマン脳優勢度調査)では、「利き脳」の割合を数値化し、「思考のプロフィール」を明らかにすることで、
正しく自己理解・他者理解をできます。この調査を受けられた方は、自身の思考優先度と思考スタイルについて気付くことができ、
自身と相手の思考タイプを意識することで、コミュニケーションの円滑化を図ろうという考え方です。
■理性人(A):論理的、分析的、事実重視、数量的
■堅実人(B):系統立った、順序立った、計画的、詳細な
■冒険人(C):全体的直観的統合的合成的
■感覚人(D):対人的、感覚に基づく、運動神経、感情的