穴埋め
受講者の配布資料(ハンドアウト)の中のキーワードなどを予め空欄にしておきます。
受講者は研修が進む段階で、講師の説明を聞きながら、空欄に言葉を埋めることで、資料が完成します。こ
の方式には、記憶と定着させるために幾つか効果が考えられます。
①穴埋めしなければ資料が完成しないので研修を聞き逃すまいという気持ちが生まれる
②キーワードを言語化することで、受講者自身で考え、意識に止める効果がある
③研修後、書き込んだ時のシーンを思い出しそれをフックに関連記憶を思い出す可能性がある
つまり、穴埋めは、受講者にとっては、聞く×書く×意識するというアクティビティなのです。
そう考えると、穴埋めは記憶にとどめ、定着させて有効な手段であると理解できます。