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照明の活用

照明は演出の基本である。明るいか薄暗いかで、その場の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。
もっとも、コンテンツにより、ON/OFF、調光することも考えられます。このような照明での演出や、後述する効果音や
BGMでの演出は、演劇や劇場、劇団の公演などを鑑賞すると参考になります。役者だけでなく、スタッフ一同が、
どれだけ、場創りに精通しているかをスタッフ側の目線で見て観察してもらいたい。

①ON/OFF、調光
操作やタイミングが必要な場合、予め確認しなければなりません。照明の調光で、ぶっつけ本番はあり得ません。
特に、スポット性や演出性が高い照明を使う場合、演者の立ち位置「バミリ」や、可動範囲、照射方向をリハーサルで
確認しておきましょう。参加者、聴衆がまぶしくないような、演出を心掛けましょう。
照明の演出を使う場合、タイミングが重要である。演者とオペレータのタイミング合わせは、歩く速度、立ち位置「バミリ」、
あるいは、演者によるQUEUなど、ルールを決めておきましょう。これがずれると、せっかくの演出が台無しになるばかりか、
会合全体のパフォーマンスも低下しかねません。
演出、効果として、音響を併用する場合、照明との同期は、重要なポイントです。待ち、期待感、意外性などを、
音と光で演出し、ドラマチックな場を仕立てましょう。このような演出は、遮光と遮音が前提であり、特別な体験を
していただくための非日常(ハレ)の場の演出と考えましょう。

②遮光
真っ暗な空間を演出する場合は、窓や暗幕、遮光カーテンを考慮しなければなりません。
一光の漏れで、場の雰囲気が台無しになる。設備に備え付けの照明だけではありません。
LEDライトやイルミネーションを持ち込むこともあるでしょう。炎を使ったキャンドルサービスも一興であります。
但し、火気を使う場合、会場にも確認しておきましょう。

③色
会合の目的にもよりますが、テーブル、椅子はオーソドックスで地味な色合いが良いでしょう。
ただ、カフェテラスのようなオープンスペースなどでは、カジュアル感を演出する目的で、色物やカラフルな物を使う場合もあります。
色については、ルールがあります、色の特性を理解し適切に使いたい。マンセルの色立体と色相関、暖色と寒色、補色の効果と
使い方を意識することで、失敗のない「場」を創る事ができます。壁は、プロジェクターを投影する可能性がある場合は、プレーンな
白で、壁には、何もかかっていないことが原則です。