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「甘えの構造」

土井健郎氏のロングセラーの名著です。かなり古い書籍ですが、現代社会にも通ずる本質を解説されています。
日本社会は、甘えを許してきた。その結果「甘え」が横行することで、社会の節度とスピードが失われる。
結果、失われた30年の温床となっているとも考えられます。
甘えないと言うことは、自分の意志によるもので、自分を厳しく自分を制し、自分を律する必要があるが、
これができず、甘えを許す社会組織の中で甘えてしまう。これは、現在のKPI経営にも通じ、目標を厳格に追及し、
「まぁ、いいか」と甘えない。自省を込めて。
ただ、甘えてはいけないわけではない。最近は、「心理的安全性」なる概念もあり、甘えられ、癒される、
「ヒト」「場所」が必要かも知れません。「甘え」は、節度と自律(ON/OFF)が前提という事かも知れません。