アジャイル
アジャイルとは『すばやい』『俊敏な』という意味で、反復 (イテレーション) と呼ばれる短い開発期間単位を採用することで、
リスクを最小化しようとする開発手法の一つです。 アジャイル型開発手法にはいろいろなバリエーションがありますが、
例えば次のような進め方で開発をします。
①顧客とエンジニアが少数精鋭の共同開発チームを作ります
②共同開発チームは開発範囲全体をいくつもの短い範囲、おおむね2週間程度でできると思われる範囲、に区分します
③そして業務プロセスの優先度を考慮し、どの範囲から着手するかを決定します
④共同開発チームは2週間という期間内に、その範囲の要求の決定、実装、テスト、修正、リリースを行います
⑤リリースできた機能や残っている業務プロセスの範囲を検討し、次に着手する優先すべき区分を決めます
このような小さなステップを高速に繰り返すことで、成果物の品質や精度を高めていきます。
これは、不確実な業務プロセスのお試しができ、顧客の隠れたニーズをすることができます。
更に、失敗することから学べますし、被害を最小限にとどめることもできます。